韭部

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韭  

キウ [有]

○にら、細長き葉を有して叢生する一種の葷菜、秋小白花を著く、莖葉を食用とす。杜甫詩「夜雨翦春─」曲禮「─曰豐本」=嬾人菜。○鹿─は牡丹の異名。

【韭黃】 キウクワウ 

にらの根の黃なるところ、最も美味とす。本草「韭根名──、韭之美在黃、豪貴皆珍之」陸游詩「雞跖宜菰白、豚肩雜──」

  

韭(前條)に同じ。

「─葅」

  

齏(二三四七頁四段)に同じ。

  

セイ サイ [齊]

○あへもの、野菜類などをこまかくきざみて辛 カラシ 類を入れまぜたる食品。○轉じてまぜる、混和する。莊、知北遊「以是非相─也」