爿部
0畫
シャウ [陽]
木を兩分せし形、片の對。
4畫
シャウ [陽]
床は俗字通音ジャウ
○ゆか、とこ。○ねどこ、ねだい、人の坐臥する所「臥─」「禪─」「方─」○こしかけ。○ゐげた(井榦)樂府、淮南王篇「後園鑿井銀作─」○すべて物を安置する具「筆─」「墨─」「印─」「琴─」「銃─」
○牀はねだい、几は脇息 ケフソク 吳志、趙達傳「築小屋、施──」○ シヤウギ たたむことのできる一種のこしかけ、俗に床几に作る。=胡牀。
いす、こしかけ。=椅子。牀几。
○ねだいと簀 スノコ と。周禮、玉府「掌王之燕衣服衽席──凡褻器」=牀簀。○──は閨房の中に在り、故に轉じて婦女の義とす。宋書、戴法興等傳論「欲不紛惑──、豈可得哉」
南京蟲。=臭蟲。
重疊 カサナル に喩ふ。後畫品錄「毛稜、惠遠之子、便捷有餘、眞巧不足、善於布置、略不煩草、若比方諸父、則────」=屋下架屋。
ねどこ、しとね。後漢書、張禹傳「給帷帳──」潘岳文「寢伏──、念在朝廷」=牀蓐。
しとね、ねどこ。李密、陳情表「劉嬰疾、常在──」=牀褥。
ねどこのまへ。李白詩「──看月光、疑是地上霜」
こしかけ。晉書、王祥傳「棺前伹可施──而已」
ゆかのほとり。張籍、行路難「君不見──黃金盡、壯士無顏色」
5畫
カ [歌]
牂─ シヤウカ は漢代の郡名、今の貴州の北部の地。又、川の名、一名盤江。漢書、南粤傳「下牂─江」
6畫
シャウ [陽]
一音サウ
○さかんなり。○めひつじ(牝羊)=?。○─雲は狗の狀をなす雲。○── サウサウ は盛んなる貌。詩、陳風「東門之楊、其葉──」○─牁は地名、牁(前條)を見よ。
13畫
シャウ [陽]
墻は俗字
○かき、かきね(垣)「女─」「垣─」「短─」○へい(屛)論、季氏「而在蕭─之內也」○柩を飾る衣。○圜─は獄 ヒトヤ
かきねの上の靑き苔 コケ 白居易詩「暖變──色」
かき〔史、趙世家〕=垣牆·牆壁。
かきれ。孟、盡心「五畝之宅、樹──以桑」=牆根。
かきねのすみ。白居易詩「黃葉聚──、靑苔圍柱根」=牆隅。
祕密の漏れ易き義。管子、君臣「───者、微謀外泄之謂也」
かき。揚雄、甘泉賦「電倏忽於──」=牆籬。
かこひのかべ、土塀 ドべイ 初學記「諸侯──、無丹靑之彩」
牆に面すれば開明を得るなし、以て不學の者に喩ふ。書、周官「不學──、莅事惟煩」論、陽貨「人而不爲周南召南、其猶正──立也與」=面牆。
かき。鹽鐵論「奮空拳、而破百萬之師、無──之難」=牆藩。